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歯周組織検査について

投稿日:2017年5月18日

カテゴリ:スタッフブログ

今日は基礎・基本検査の中の歯周組織検査についてお話させていただきたいと思います。

そうです。歯ぐきの周りを針のようなやつでなにかしらしていてたまにチクッとかするあれです。

おそらく大人の方ならほとんどの方がご経験されているとは思うのですが、これは歯ぐきの周りの溝の深さ(ポケットデプス)やもともとあった歯ぐきがどれだけなくなってきているか(アタッチメントレベル)を計測する検査です。またそれと同時に歯茎からの出血や歯の揺れ、隣の歯との間の間隔が病的でないかも検査します。

結構チクッとすることからもあまり好きではない方もいらっしゃるこの検査ですが、お口の中の全体の状態を把握するためにはかなり重要な検査です。この検査を何のためにするかというと歯ぐきの状態を数字というう客観的な評価をすることによって状態を確認するということになります。特に成人の80%が罹患しているという歯周病は部位特異性と言って全体が均一に病的になるというより部分部分でリスクに差がある疾患といわれているため、この検査を行うことはお口全体を確認するために1本1本の歯をみていく上では必須のものと考えています。次に歯周組織検査でわかることわからないことについてはまた明日お話ししますね。