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高齢者がインプラントを受ける際のメリットとデメリットとは?

投稿日:2024年5月1日

カテゴリ:スタッフブログ

高齢者がインプラントを受ける際のメリットとデメリット

高齢者がインプラントを受ける際のメリットとデメリット

鹿児島の歯医者「ながやまデンタルクリニック」の歯科衛生士です。

高齢者は年齢的なことも含め、インプラント治療に不安を感じている方も多いのでないでしょうか?近年、インプラントは歯を失った際の治療法の一つとして確立されていますが、高齢者は若年層に比べて注意点なども多くなってしまいます。

そこで今回のブログでは、高齢者がインプラントを受ける際のメリットやデメリットについてお話したいと思います。

高齢者がインプラントを受ける際のメリット

身体的な衰えを防止できる

歯の数が少ない、思うように噛めないなど、口腔機能が低下してしまうと栄養の偏りによって免疫力や筋力が低下するため、結果的に身体全体も衰えていきます。インプラントは人工歯根が存在するため、天然歯とほとんど変わらない感覚で咀嚼が可能です。食事の偏りなく、バランス良く栄養を摂取することで身体の機能や免疫を維持することができます。

認知症リスクを軽減できる

よく噛むことは脳細胞の働きを活性化させます。実際、歯が少なく、しっかりと咀嚼ができない人は認知症のリスクが高くなるというデータもあります。インプラントは天然歯のような咀嚼力を維持できるため、認知症リスクの軽減が期待できます。

会話がスムーズにできる

歯を失ってしまうと、欠損部によってはタ行やサ行の発音がしづらくなります。また、入れ歯を使用する場合はズレたり、外れたりすることもあるため、発音に悪影響を及ぼすことがあります。インプラントは1本1本が独立しているため、発音に悪影響を及ぼすことがなく、さらにズレたり、外れたりする心配もないため、会話がスムーズに行えます。

若々しさを保てる

インプラントは人工歯根を顎骨に埋め込み、その上に人工の歯を装着するため、入れ歯のようにバネなどが必要ありません。天然歯のような自然な見た目で周囲からも気づかれることはほとんどないため、若々しさを保つことができます。

高齢者がインプラントを受ける際のデメリット

細菌感染リスクが高くなる

インプラント治療は人工歯根を顎骨に埋入する外科処置が必要となります。免疫力は加齢とともに低下するため、高齢者は外科処置の傷口から細菌感染が生じる可能性が高くなります。

インプラントと骨が結合しづらい

インプラントを良い状態で維持するためには、埋入した人工歯根と顎骨がしっかりと結合することが重要となります。年齢を重ねると免疫力や治癒力が低下するため、人工歯根と顎骨がきちんと結合しない可能性があります。

体力がない場合はインプラント治療を受けられない

インプラント治療は外科処置が必要となるため、体へ大きな負担がかかります。また、手術後も定期的に歯科医院へ通院してメンテナンスを受ける必要があります。そのため、高齢者で体力がない場合はインプラント治療を受けられない可能性があります。

治療費や治療期間がかかる

インプラント治療は自費診療となるため、保険適用の治療に比べて費用が高額になります。また、外科処置後の治癒期間などもあるため、治療期間も長くなります。

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