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スタディーモデル検査について⑤

投稿日:2017年6月22日

カテゴリ:スタッフブログ

前回は基礎・基本検査のスタディーモデル検査のスタディーモデル(歯型)

のどういう材料を使っているのかについてお話させていただきました。

そこで出てきた言葉が弾性ひずみ永久ひずみです。

もう一度説明しますと

弾性ひずみとは

一定の応力を受けてももとに回復する性質のことで、

アンダーカット部分(歯や歯ぐきの凹凸)の再現性に関与します。

永久ひずみとは

一定の応力を受けてももとに回復しない性質のことで、

印象採得の精度に関与します。

ですから型どりする材料としては

弾性ひずみ非常に大きく

永久ひずみがものすごく小さいのが最も適している材料

となります。

ここまで読んでみてわかると思うのですが

弾性ひずみ非常に大きく

永久ひずみがものすごく小さいというのは

実は矛盾していることなのでこのような材料は存在しません。

ではどういう風に実際使っているかというと、

どこの部位を何のために印象採得するかという目的によって使い分けています。

次回はこの辺を詳しくお話させていただきます。

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