口臭が強いのは病気のせい?②

投稿日:2018年7月26日

カテゴリ:スタッフブログ

☆他人を不快にする口臭の9割が口の中に問題アリ!

前回、生理的口臭についてお話しましたが、それに対し、時間帯や体調の変化などに関連せず、常に強いニオイを発生させる口臭を《病的口臭》といいます。病的口臭は体のどこかで口臭を強くする何らかの原因が存在しており、その原因を取り除かない限り口臭を改善することはできません。またそのニオイも周囲の人が不快に感じるほど強くなります。病的口臭になる体の問題としては、鼻やのどといった呼吸器の病気、糖尿病やその他消化器系の病気、肝臓の病気などが挙げられます。しかし病的口臭のおよそ9割は歯周病や虫歯、プラーク、舌苔といった口の中の問題に由来しているといわれています。

 

・ニオイの原因は細菌が発生する揮発性ガス

口臭のニオイの元を作り出しているのは、口の中に生息する細菌です。細菌たちは食べかすなどを分解する過程で様々なガスを発生させ、そのガスのニオイが口臭となってあらわれます。

そのガスの中でも特に強いニオイの元となるのが、揮発性硫黄化物(VCS)と呼ばれるガスで、具体的なものに

☆硫化水・・・卵の腐ったようなニオイ

☆メチルメルカプタン・・・魚や野菜が腐ったようなニオイ

☆ジメチルサルファイド・・・生ゴミのようなニオイ

などがあります。

・強烈なニオイを発生させる歯周病菌

強いニオイの元となるVCSは、酸素の少ないところに生息する《嫌気性菌》という菌が発生しています。そしてその嫌気性菌の代表格ともいえるのは歯周病菌です。実際に歯周病のある人の吐く息の中には、歯周病がない人よりもVCSの濃度が高いことが明らかになっています。また歯周病がある程度進行した人の場合、先に挙げた3つのVCSの中でも特にニオイが強烈な《メチルメルカプタン》の濃度が上昇することも分かっています。

 

☆口臭ケアは予防歯科での定期クリーニングがおすすめ!

以上のように周囲に不快に感じる口臭には口腔由来のものがほとんどで、またその口臭の元となっているのが口の中にたまった汚れや歯周病菌などの細菌です。毎日の歯磨きや規則正しい生活といった日常のケアはもちろんのこと、口臭をより効果的に予防、改善するためにはやはりプロによるケアも欠かせません。

・細かい隙間汚れほど、強いニオイの元となりやすい

普段おこなう口臭ケアとしては、毎日おこなう歯磨きが最も有効です。ただ先に述べたように、強いニオイ(VCS)を発生させる嫌気性菌は酸素の少ない場所、つまり歯と歯の間や歯と歯茎の間といった小さな隙間を好んで生息します。さらに悪いことに、このような細かい隙間には歯ブラシが届きにくく、磨き残しも多くなりがちです。予防歯科では、このようなホームケアだけでは落としきれない汚れや細菌を、専用の機械や器具を使って丁寧に取り除いていきます。毎日の歯磨き+定期的なプロによるクリーニングで、万全な口臭対策を行いましょう。

・歯周病のチェックも定期的に行いましょう

口臭は歯周病の代表的な症状の1つですが、ただ歯周病の初期の段階では口臭もそれほど強くあらわれません。これは口臭に限らず、ある適度病状が進行しないと明確な症状が現れないのが歯周病の特徴であり、またこの病気の怖いところでもあります。定期クリーニングと合わせて歯周病のチェックを受けながら、歯茎のケアも忘れずに行っていきましょう

 

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歯科衛生士:北野