歯の寿命を延ばす4つの重要なこと②

投稿日:2018年9月8日

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前回に引き続き、予防先進国スウェーデンに学ぶ歯の寿命を延ばす重要なこといついてお話していきますね

 

予防先進国に学ぶ!歯の寿命を延ばす4つのポイント

国民の虫歯や歯周病の多さに危機感を抱いたスウェーデン政府は、その撲滅に向けて《歯科疾患の予防》を国家の一大プロジェクトとして進めていきました。その取り組みが功を奏し、現在のスウェーデンは世界でも有数の《予防先進国》として広く知られています。では、そのスウェーデンから学ぶ、歯の寿命を延ばすための4つのポイントについて詳しく見ていきましょう。

 

point①:《歯の病気は予防するもの》という意識を持つ

日本とスウェーデンの大きな違いは、歯の健康に対する考え方です。スウェーデンをはじめとする欧米各国において、歯の病気は《予防するもの》という考えが一般的。日本でも少しずつ予防歯科への関心は高まりつつあるとはいえ、実際にまだまだその意識は低いといえます。その要因の1つと考えられるのが、日本の保険制度です。日本では欧米諸国と比べても非常に安い金額で歯科治療を受けることができます。それ自体は大変素晴らしいことなのですが、一方で《いつでも治療を受けられる》という気安さが、予防に対する意識の低下に繋がっているようです。しかし歯は一度削ってしまうと元に戻すことができず、そして削った歯の寿命は確実に短くなります。歯の寿命を少しでも長くするために大切なのは、虫歯や歯周病にならないこと。まずはその意識を強く持つことからはじめていきましょう。

 

point②:定期的な健診、クリーニングを必ず受ける

虫歯や歯周病の患者を減らすために、スウェーデン政府は1970年代から定期的な歯科医院の受診を国民に義務づけました。この取り組みは大きな成果を生み出し、かつては3歳児健診で80%もの子供にみられた虫歯を、義務化の6年後にはその発生率を4%にまでおさえています。このように予防歯科での定期的なチェック、クリーニングの効果は確実なデータとともに立証されています。歯の健康維持においては毎日のホームケアのみならず、歯科医院での定期健診も絶対に欠かせない要素なのです。

point③:子供の頃から《予防》を身につけさせる

スウェーデンでは20歳になるまで歯科を無料で受診することができます。そのため子供達の歯科受診率は100%で、どの子供も歯のクリーニングやフッ素塗布を定期的に受けています。《無料だから当然だ》と思われるでしょうが、受信料が有料になる20歳以降においてもスウェーデン国民の歯科の受診率は成人全体で90%。子供の頃に予防の考え方を自然に身につけさせれば大人になってもその意識を持ち続けられることがよく分かります。生涯を通して自分の体を大切にする気持ちを育てるためには、幼い頃から積み重ねがとても大切です。お子様の歯が生え始めたら、積極的に予防歯科を受診しましょう。

point④:歯ブラシ以外のオーラルグッズを積極的に取り入れる

スウェーデンと日本の違いは、毎日のホームケアにもあらわれています。スウェーデンを含む欧米諸国では日頃のケアにおいて、歯ブラシ以外にデンタルフロスやデンタルリンスを使うのは当たり前。そのためスーパーや薬局で販売されるオーラルグッズの品数も非常に多く、デザインや種類などもバラエティ豊かです。歯ブラシだけで落とせる汚れはお口全体の6割程度に過ぎず、歯ブラシのみのケアで虫歯や歯周病を予防することはできません。せめて1日1回はデンタルフロスや歯間ブラシを使ったオーラルケアに取り組みましょう。

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歯科衛生士:北野