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インプラント手術後の生活(食事・運動・飲酒等)について

投稿日:2023年2月28日

カテゴリ:スタッフブログ

インプラント手術後の生活(食事・運動・飲酒等)について

インプラント手術後の生活

鹿児島の歯医者「ながやまデンタルクリニック」の歯科衛生士です。

歯を失った際の治療法にはブリッジや入れ歯、インプラントなどがあります。その中でも特にインプラントは天然歯に近い感覚で生活ができるため、昨今では選択される方も増加傾向にあります。

インプラントはその他の治療と違って外科的な処置が必要となるため、不安に感じたり、術後の生活がどのくらい制限されるのか気になっている方も多いと思います。今回はそんなインプラント施術後の生活(食事・運動・飲酒等)についてお話したいと思います。

インプラント手術後の食事制限は?いつから食事可能?

インプラントの手術では顎骨に穴をあけ、そこに人工歯根を埋め込みます。手術後は傷口の治癒はもちろん、骨とインプラントがトラブルなく結合するため、安静にすることが重要です。インプラント手術後は抜歯後と同様、麻酔の効果が完全に切れてから食事をすることができます。ただし、傷口に負担がかからないよう、術後1週間位は硬いものや辛いもの、熱いものなど刺激の強い飲食物は控えるようにしましょう。

インプラント手術後の喫煙(タバコ)は大丈夫?

タバコにはたくさんの有害物質が含まれています。ニコチンや一酸化炭素などによって血流が悪くなったり、十分な酸素や栄養が歯周組織に送られなくなることによって、傷の治りが遅くなり、さらに細菌への抵抗力が低下してしまうため、インプラント手術後は喫煙を控えましょう。

タバコは虫歯や歯周病をはじめ、口腔内のトラブルリスクが高くなるため、インプラント手術後だけでなく日頃から禁煙をおすすめいたします。

インプラント手術後の飲酒はいつからOK?

インプラント手術後はしばらくの間、患部が腫れたりする場合があります。また、細菌の感染を防止するため、抗生物質を服用します。患部の状態が悪化しないよう、手術後1週間位はアルコールの摂取を控えましょう。

インプラント手術後の運動は大丈夫?

血流が良くなると、患部の腫れが悪化したり、傷口が開いて出血する可能性があります。インプラント手術後は傷口がある程度落ち着くまでは運動を控えましょう。また、サウナや長時間の入浴も血流が良くなるため、運動と同じようにしばらくの間は控えるようにしましょう。

インプラント手術直後は顎骨とインプラントが結合する重要な治癒期間です。担当医の注意事項などをきちんと守り、患部が落ち着くまでは安静にしましょう。

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