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飛行機に乗ると虫歯が痛みだす原因と対処法とは?

投稿日:2023年10月20日

カテゴリ:スタッフブログ

飛行機に乗ると虫歯が痛みだす原因と対処法について

飛行機に乗ると虫歯が痛みだす原因と対処法

鹿児島の歯医者「ながやまデンタルクリニック」の歯科衛生士です。

旅行やお仕事などで飛行機を利用する方は多いと思います。また、その中には飛行機に乗ると、虫歯が痛みだしたという方もいるのではないでしょうか。特に治療中の飛行機の搭乗は、歯が痛みだす可能性が高いといえます。

今回のブログでは、飛行機に乗った際に虫歯が痛みだす原因や対処法についてお話したいと思います。

飛行機に乗ると歯が痛くなる原因とは?

①機内の気圧の変化

飛行機に乗ると歯が痛みだす主な原因は「急激な気圧の変化」です。飛行機内は地上より約20%ほど気圧が低くなっています。虫歯治療中の方などは、歯の内部に薬剤をつめている場合もあり、その薬剤が急激な気圧の変化によって漏れだし、しみるような痛みを感じる場合があります。

②不安や緊張(精神的なもの)

飛行機に初めて乗る方や普段からあまり利用しないという方の中には、「問題なく飛行できるだろうか?」「目的地にちゃんと着けるだろうか?」などの不安や緊張によって、歯が痛みだすことがあります。過去に飛行機に乗った際に虫歯が痛みだしたという方は、今回も同じ様な状況にならないかと不安が募るため、歯が痛くなる可能性も高くなってしまいます。

③歯内の空気の膨張

気圧が低下すると空気が膨張します。飛行機内に持ち込んだスナック菓子の袋がパンパンになるのは、袋の中の空気が膨張するためです。歯の内部には神経がおさまる歯髄腔という空洞があり、そこには空気が存在するため、気圧が低下すると、歯髄腔の内部の空気が膨張し、歯の内部からの圧力によって虫歯が痛みだすことがあります。

虫歯の治療中に飛行機に乗ることがある場合の対処法

虫歯治療中は、できるだけ飛行機に乗らないことがおすすめですが、お仕事などでどうしても飛行機に乗らなければならない場合の対処法についてご紹介いたします。

①痛み止めの薬を飲む

虫歯治療中の方で飛行機に乗って歯が痛みだした場合は、痛み止めの薬を飲むことによって症状を抑えることができます。薬が効き始めるのは服用してから少し時間が必要となるため、不安な方は飛行機に乗る前に飲んでおきましょう。

②仮眠を取る

睡眠時は痛みを感じることないため、飛行機での移動時間が長い場合は、仮眠を取ることによって歯の痛みを感じる時間を短くすることができます。

鹿児島で虫歯治療をご希望の方はぜひ、ながやまデンタルクリニックまでご相談ください。

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