歯周病を引き起こす細菌について
投稿日:2017年5月26日
カテゴリ:スタッフブログ
歯周病を引き起こす細菌
口の中には約400種類の菌が存在していると言われています。 その菌には善玉も悪玉も混在しているので、菌だからといって全てが敵ではありません。 ただその中に歯周病を引き起こすとても悪い菌が、何種類か存在しています
Pg菌、Tf菌、Td菌はRed Complex(レッドコンプレックス)といって重度の歯周病の方にみられる細菌でピラミッドの一番上の赤い部分に相当します。
・Pg菌Porphyromonas gingivalis
・Tf菌Tannerella forsythensis
・Td菌Treponema denticola
歯垢(プラーク)を取って顕微鏡で見たものです。
実際には動き回っているのです。
☆歯磨きで血がでるのは歯周病のサイン☆
血液が供給された歯周ポケット内のP.g菌は
赤血球のヘモグロビンを分解して、鉄を菌体内に
取り込み、さらに血液のたんぱく質を栄養として
大幅に増殖してしまう。
この時こそ歯周病発症の瞬間なのです。
歯磨きで出血する場合は要注意です、ぜひ歯医者にいらっしゃってください。
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