食育セミナーを受講して

投稿日:2017年5月26日

カテゴリ:スタッフブログ

先日、2日間に渡り開催されたセミナーの2日目に参加しました。2日目は前日より内容も詳しく、実習もありました。まず、講義の最初に『予防歯科』と私達が普段何気なく使っていた言葉には患者さんに伝えなければならない事が伝えきれてなかったという事実がありました。

 

成人の8割が歯周病と言われている現在、歯周病の治療は『予防』ではなく『リスク低減治療』という目的を持っているという事です。

症状のない軽度歯周炎の治療目的は『歯を残す』という事だけではなく、慢性の持続性炎症と歯原性の菌血症(血液中に口腔細菌が入り込む)による血管壁の劣化による、何年後か、何十年後かに発症する可能性のある病気のリスクを低減させる為の治療が目的になります。

 

新しい予防歯科の目標は

『目的・評価指標をお口の外におく‼︎

という事です。

 

歯周病ケアは『代謝性、血管』疾患生活習慣病(NCDs=非感染性疾患)の予防/改善/治療を包括するものであり、患者さんにしっかりとその目的を伝えていく事がとても大切だという事を学びました。

 

歯科で働く私達は、『歯科発の健康づくり』という、大きな役割を担っており、患者さんが生涯にわたって全身的健康でいられる為には歯科医院が歯、口腔限定の医療の提供の場から全身的に診ることの出来る場へと変化することが大切だという事をとても感じました。

 

鹿児島市の歯科医院 ながやまデンタルクリニック歯科衛生士  池ノ上