口腔内写真検査について②

投稿日:2017年5月25日

カテゴリ:スタッフブログ

前回基礎・基本検査の中の口腔内写真検査でわかることについてお話しましたが、その中でアブフラクションという言葉が出てきました。これについて補足説明をさせていただきたいと思います。

アブフラクションとは咀嚼筋群が何らかの理由で緊張し、咀嚼、嚥下、発音などの機能的な運動と関係なく、非生理的に上下顎の歯を無意識にこすり合わせたり(グライディング)、くいしばったり(クレンチング)連続的にカチカチと噛み合わせる(タッピング)などの習癖(ブラキシズム)から起こる習癖から起こるエナメル質と象牙質の境目付近の歯質が細かく欠けてしまう現象のことを言います。

また、上下歯牙接触癖、片側咀嚼癖、ガム噛み、舌癖、咬唇癖などの口腔習癖、睡眠癖などの様々な習癖によっても引き起こされることがあります。

これらのクレンチングや習癖などによって口腔内や顎口腔系の器官に直接的な破壊が起きることがあります。

それが、顔面咬筋部の肥大、口腔,顎,頸の筋肉痛、顎関節症症状、頭痛、エナメル質の微小破壊,

楔状欠損 咬合面のくぼみ、歯の水平的,垂直的な破折、前歯部切縁の鋭角化,短縮

犬歯咬頭頂の丸み、臼歯部咬頭の短縮.平坦化、補綴装置の破壊,変形、歯槽骨の吸収,骨の増生

味覚異常(鉱味.酸味)などです。

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