口腔内写真検査③
投稿日:2017年5月26日
カテゴリ:スタッフブログ
前回基礎・基本検査の中の口腔内写真検査でわかることについてお話し、その中でアブフラクションについて説明させていただきました。クレンチングや習癖などによって口腔内や顎口腔系の器官に直接的な破壊が起きることがあり、それを口腔内写真検査で正常像と比較し所見として挙げ、問診や他の検査と照らし合わせて病態を確定していくのが診断の流れとなります。
この口腔内写真検査でわかることは先にお話しさせていただきましたが、今日は口腔内写真検査でわからないことについてお話させていただきたいと思います。
検査でわからないこととしましては、
・歯槽骨の状態
・立体的な観察ができない
・舌側面観が見えない
⇒スタディモデルで解決!
・顔貌では正常化異常化の明確な基準がないためあくまでも参考程度
(魚の目としての非機能的な力のスクリーニング検査でありそこから正常か異常かの
確定的な診断はつかない)
などになります。
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