新型コロナウイルス対策について

お昼休みの電話対応について(13:00~14:30は留守番電話対応になります)

スタディーモデル検査③

投稿日:2017年6月3日

カテゴリ:スタッフブログ

前回は基礎・基本検査のスタディーモデル検査からわかることわからないことにについて

お話させていただきました。

今回はスタディーモデル検査がどのようにしてつくられているかについて

お話ししたいと思います。

根本的なことなのですがスタディーモデル(歯の模型)はお口の中の硬い組織を診るものであって

粘膜などの柔らかい組織に関していえば???というものです。

つまり歯、歯列というものをいかに再現できるかということが精度になります。

ですから、まず型どりの材料(印象材)が変形してしまうとそれに歯型の材料(石膏)を

どんなに精度良くしても無意味になってしまいます。

この変形を防ぐためお口の中の歯の隙間で

引っかかる場所をまず埋めてしまいます。これをブロックアウトといいます。

当医院ではこの隙間の大きさ、形状によって埋める材質を変えていますが、

大体はアンダーカットワックスか寒天印象材を填入して対応しています。

もちろん印象の前にプラークなどの汚れを取っておくことも必須です。

         鹿児島市 歯科 ながやまデンタルクリニック