スタディーモデル検査について⑥

投稿日:2017年8月10日

カテゴリ:スタッフブログ

前回は基礎・基本検査のスタディーモデル検査のスタディーモデル(歯型)

がどういう材料を使っているのかについてお話させていただきました。

印象採得(型どり)の材料を考える際、精度に弾性ひずみと永久ひずみ

の性質が大きく関係するとのことでした。

通常の診療で使われている印象材には3種類あります。

アルギン酸印象材、寒天印象材、シリコーン印象材でそれぞれを単独、

あるいはMIXして使っています。

印象材もさまざまな会社からいろいろ出ていますが当医院では

それぞれの材料選択する際次のことに気を付けています。

アルギン酸印象材

弾性ひずみが可及的に大きく、永久ひずみが

可及的に小さい印象材を選択

寒天印象材

柔らかく弾性がある(ゲル強度が低い)、フローが悪い

(粘度が高い)印象材を選択

水分の影響を受けにくくするため、カートリッジ式を選択

シリコーン印象材

弾性ひずみが可及的に大きく、永久ひずみが可及的に

小さい印象材を選択

そして精度のために最も大切なのは材料の説明の添付文書にのっとって

気温、水温、混水比、練和時間、作業時間などを

しっかりと守ることだと考えています。

これらのことは精度追及のためのこちらサイドの都合ですが、

実際にされる当事者患者さまの立場に立って

型どり自体がされる方にとって楽に行けるように

様々な工夫をしています。

次回はこの辺についてお話ししたいと思います。