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治療したところがまた虫歯に!?二次カリエスとは

投稿日:2017年9月26日

カテゴリ:スタッフブログ

『虫歯治療した歯はもう大丈夫』と安心しきっていませんか?

でも、一度治療した歯というのは、一生大丈夫という保証はありません。

実際、多くの場合で、治療済みの歯がまた新たに虫歯にかかってしまっているのが現状です。

つまり、治療済みの歯というのは虫歯になりやすく、むしろ注意が必要なのです‼

 

 

二次カリエスとは…?

『二次カリエス』って聞いたことありますか?

普段あまり聞きなれない言葉なので知らないかも知れません。

一度治療した歯が再度虫歯になってしまったものを二次カリエス、または二次う蝕(にじうしょく)といいます。特に大人にできる虫歯で多いのがこの二次カリエスであり、将来的に歯を失う大きな原因となっています。

『虫歯治療したところは、人工物だから、虫歯になることはないでしょう?』と思われるかもしれません。

確かに人工物は虫歯になることはありませんが、人工物と歯との間から虫歯菌が入り込んで、虫歯ができてしまうのです。

 

 

☆二次カリエスの怖いところ☆

①だんだん健康な歯の部分がなくなってしまう

二次カリエスの怖いところは、虫歯治療をして一度削られた部分より、さらに深いところに虫歯ができてしまうことです。確かに虫歯ができたらまた治療すればいいのですが、これを繰り返していくうちに、歯の神経を失うことになり、最後には歯を失うことに繋がるのです。

 

②発見しにくい

また、詰め物や被せものの内部にできるため、見た目で気付きにくく、自分では『虫歯はない』と思い込んで放置されてしまうことも多くあります。

 

③神経のない歯は一気にダメになることがある

特に怖いのは、神経をすでに抜いてある歯の場合です。神経のある歯であれば、神経に虫歯が近づくと、いずれ『しみる』『痛い』という症状を出してきますが、神経がない歯にはセンサーが存在しないため、症状を感じないまま、歯が残せないほどに崩壊し、抜歯を余儀なくされることもあります。

 

 

『もしかしたら、二次カリエスになっているかも…?』とご心配な方は、一度検診を受けてみませんか?

二次カリエスの検診は、ぜひ、鹿児島市ながやまデンタルクリニックまでどうぞ

 

次回は、二次カリエスの原因について詳しくお話ししていきますね!

 

                    歯科衛生士 北野