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男性より女性の方が虫歯になりやすい理由とは?

投稿日:2024年4月22日

カテゴリ:スタッフブログ

男性より女性の方が虫歯になりやすい理由について

男性より女性の方が虫歯になりやすい理由

鹿児島の歯医者「ながやまデンタルクリニック」の歯科衛生士です。

昨今では予防歯科の考えが主流となり、子供については以前よりも虫歯の割合は少しずつ減少しています。一方、成人の約9割は虫歯になったことがあり、さらにその内3割は虫歯を放置しているとのデータがあります。

特に女性は男性よりも虫歯になりやすいといわれており、厚生労働省の調査では、一人平均虫歯数(治療済みの歯や喪失した歯も含む)は男性14.7本に対して、女性16.1本となっています。

今回のブログでは、男性より女性の方が虫歯になりやすい理由についてお話したいと思います。女性の方が虫歯になりやすい理由については下記の通りです。

男性に比べて唾液の分泌量が少ない

唾液には歯やお口の中に付着した汚れを洗い流してくれる自浄作用をはじめ、お口の中の細菌を減らす抗菌作用、酸によって溶け出した歯を修復する再石灰化を助けるなど、様々な働きがあります。

また女性は男性に比べて酸を中和する能力が低いと言われており、唾液の分泌量が少ないことによって様々な作用が低下するため、男性に比べて虫歯リスクが高くなります。

歯が薄くて柔らかい

女性の歯は男性の歯に比べて小さくて薄く、柔らかいため、虫歯になった場合に進行が早くなります。女性はホルモンバランスの変化によって、カルシウムの再吸収量が減少するため、カルシウムが主成分の骨や歯が弱くなると考えられています。

糖分の多い甘いものを好む

女性は男性よりも甘い食べ物や飲み物を好む傾向があります。糖分の多い飲食物は虫歯リスクを高めてしまいます。また、健康や美容のためにお茶などを頻繁に摂取すると、カフェインが交感神経を刺激するため、唾液の分泌量が減少してお口の中が乾燥するため、細菌が繁殖して虫歯になりやすくなります。

カフェなどで甘い物を食べたり、カフェインを含む飲み物を飲んで長時間会話をするような場合は、合間にお水を飲んで、細菌を洗い流したり、お口の中が乾燥しないように注意しましょう。

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