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インプラントの寿命と寿命を延ばすための対策とは?

投稿日:2024年4月10日

カテゴリ:スタッフブログ

インプラントの寿命と寿命を延ばすための対策について

インプラントの寿命と寿命を延ばすための対策

鹿児島の歯医者「ながやまデンタルクリニック」の歯科衛生士です。

インプラントは周囲の健康な歯に負担がなく、入れ歯やブリッジなどに比べて長持ちしやすい治療法といえますが、実際はどの位の寿命なのか気になる方も多いのではないでしょうか。

今回のブログでは、インプラントの平均的な寿命と寿命を延ばすための対策についてお話したいと思います。

インプラントの平均寿命について

インプラントの平均寿命は10~15年が一般的です。入れ歯は約4~5年、ブリッジは約7~8年ほどで使えなくなることが多いため、インプラントは長持ちしやすい治療法と言えます。

インプラントの正確な寿命については、選択したインプラントや手術の精度、メンテナンスの状況などによって個人差がありますが、インプラントを埋入してから10年後の使用率は90%を超えるとも言われています。

インプラントの寿命を延ばすためには、埋入後のメンテナンスがとても重要です。

インプラントの寿命を延ばすための対策

①定期メンテナンスをきちんと受ける

インプラントを良い状態で長くお使いいただくためには、天然歯と同じように毎日のケアや定期的なメンテナンスが重要となります。日々のケアやメンテナンスを怠ってしまうと、インプラントの歯周病と呼ばれる「インプラント周囲炎」になる可能性が高くなり、症状が進行すると、インプラント周辺の歯肉や骨が溶かされ、最終的にはインプラントが抜け落ちてしまいます。

インプラントの寿命を延ばすためには、日々のケアはもちろんですが、定期メンテナンスをきちんと受けて口腔内を清潔に保つことがポイントとなります。

②減煙・禁煙をする

タバコには有害な物質が多く含まれており、歯肉の血行が悪くなることによってインプラントと顎骨がきちんと結合しなかったり、細菌感染を起こしやすくなったりするため、インプラント手術の失敗や寿命を縮める要因となります。インプラント治療を受ける場合は、減煙・禁煙をおすすめします。

③歯ぎしり・食いしばりの対策を行う

天然歯には歯根部分に歯根膜という組織があり、咀嚼時の衝撃を和らげるクッションのような役割を担っています。しかし、インプラントには歯根膜が存在しないため、咀嚼の力がそのまま歯や顎骨にかかってしまいます。

歯ぎしりや食いしばりのように強い力がかかった際には、破損したり、インプラント周囲炎のリスクが高まってしまうため、就寝時にマウスピースを着用したり、ボトックス注射で咬筋の働きを和らげたりなど、歯ぎしり・食いしばりの対策を行うことが重要です。

鹿児島でインプラント治療ならながやまデンタルクリニックにご相談ください。

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