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歯科治療後の食事に関する注意点とは?

投稿日:2023年3月2日

カテゴリ:スタッフブログ

 歯科治療後の食事に関する注意点について

歯科治療後の食事

鹿児島の歯医者「ながやまデンタルクリニック」の歯科衛生士です。

歯科治療後の食事について患者さまから質問されることが多いため、本日のブログでは各歯科治療後の食事の注意点についてお話したいと思います。

下記の処置、治療を行った際はその後の食事に気をつけましょう。

1.麻酔注射を行った場合

歯を削ったりする際、痛みを伴う可能性が高い場合は事前に麻酔注射を行います。麻酔の効果は個人によって多少異なりますが、約2~3時間程度続く場合もあります。

麻酔の効果が完全に切れる前に食事をすると、感覚が鈍っているため、頬の内側を噛んだり、熱いものでやけどしたりする場合があります。そのため、麻酔注射を行った際は効き目が完全に切れるまで食事を控えるようにしましょう。空腹の場合はゼリーやヨーグルトなどできるだけ噛まずに飲み込めるようなものを召し上がってください。

2.治療途中で仮蓋をした場合

虫歯治療や根管治療は何回かに分けて処置を行います。そのため、治療が完全に完了するまでの間は仮蓋を用いて治療途中の歯を保護します。仮蓋がきちんと固まるまでは時間がかかるため、歯科医師の指示に従って食事しましょう。また、仮蓋は簡易的な構造で簡単に取れるようになっているため、できるだけその歯を使用しないように注意しましょう。

3.つめ物・かぶせ物を装着した場合

虫歯治療や根管治療では、最後につめ物・かぶせ物を装着して歯の形態を修復します。つめ物・かぶせ物は歯科用のセメントで接着するため、治療後1時間位は食事を控え、接着剤が固まるのを待ちましょう。

4.ホワイトニングを行った場合

ホワイトニングで歯を漂白した場合は、ペリクルという保護膜が一時的に剥がれているため、着色しやすい状態になっています。歯への着色を防止するため、施術後1時間位は食事を控えましょう。また、ペリクルは24時間程で再形成されますので、ホワイトニングを行ってから1日間は色素の濃い飲食物は控えましょう。

5.抜歯や外科処置を行った場合

抜歯やその他の外科処置を行った場合は、麻酔の効果が切れていること、出血がないことを確認してから食事しましょう。傷口に負担がかからないよう、治癒するまでは治療した部分で噛まないように注意しましょう。